印鑑の吉相・悪相について
普段、何気なく使う”印鑑”に、こんな意味があります。
印相開運鑑定学とは?
「印相学、方位学、五行学、運命学」を用いて、その印鑑を使う人と、その人に関わる全ての事情を見通し、より良い運勢を”印鑑”と云う”分身”を通じて呼び込む為の鑑定学です。
ここで印相開運鑑定学の全てを書き出すのは到底不可能なので、極めて重要な点を御紹介する事に致します。
「持ち主と実印」の関係
印相学において、持ち主と実印の関係が全ての源と言ってもいいでしょう。 それは「印章一代限り=一人に一本の実印」と云う事です。
印相学では持ち主と実印の関係を下記のように捉えています。
つまり、持ち主と実印は”対”であり、表裏の関係にあると考えています。少々オカルト的に聞こえるかもしれませんが、これも客観的な統計結果がそのような関係であると導き出した答えなのです。
是非、避けたい印鑑
まずは皆さんに「悪」印の典型を御紹介しましょう。
(注意)ここで書く物は、「個人の印」としての悪印である為、会社印はこの例にあてはまりません。
1 親(先祖)の印鑑、子供(子孫)が使用
様々な理由から”彫り直し”を希望される方がいらっしゃいますが、「印章は一代限り」が原則です。上を剋す「下剋上の印」と云い、非常に”凶印”です。如何なる理由があろうとも、印を引き継ぐべきではありません。そう云った場合は、「印鑑供養」をしてくれる印章店などに相談するか、ご自分で対処する場合は、持ち主の死後、3年を経て、印面を紙ヤスリや、砥石等で平にし”生気”を消した後、墓地又は庭内の人に踏まれない場所に埋め、”大地に返納”する等の事をしましょう。
2 印面の輪、印鑑本体にある割れ・欠け・キズ
非常に多い凶印の典型です。印面の輪に傷や欠けがあると、その部位によって、運が逃げてゆき、様々な種類の凶運を呼び込むとされています。また、この凶印が多い理由として、使用の際、押した印影の状態を確認する事を怠っている等の、「普段の捺印時の気配りの足らなさ」が挙げられます。実用上でも実印登録や、銀行印としての届け出は不可能になります。
3 誤字
使用する本人と「表裏一体」であるハズの実印の姓名が「誤字」により、”全くの別人”である訳ですから、本人の「影の支え」になろう筈もありません。直ぐに使用を中止し、改めて印鑑を購入する事をお勧めします。もちろん、実用上でも、トラブルの原因以外、役に立たないでしょう。
4 斜め彫り
見た目のハンコ”らしさ”がこの斜め彫りを注文する理由らしいのですが、この配置は家相で云えば「鬼門・裏鬼門」に相当する位置で、印相学でも八方位上で才能運・蓄財運に無用な空白を作る為、悪印とされています。
5 印鑑本体に模様がある
”御めでたい”絵や”威風”を感じさせる絵が、印章本体に彫刻又は描いてあるような実印は、実は不慮の凶運を呼び込んでしまう。人に例えると厚化粧で本当の自分より綺麗に見せたり、刺青で他人を威嚇しているような物で、等身大の自分に自信を持てない為に、見栄や欲の張りすぎの深層心理の表れとされています。
特に1~3は”三大悪印”と云われています。
この他にも…外枠が太く字が細い・外枠が二重・印材が継ぎ合わせ・指輪に彫られている・小判型印のように、縁の輪と接点がない・といった物も”悪印”とされています。
小さな印鑑に一人の人間と、関わる人達全ての人生に影響する程の力が秘められています。それは総じてあなた自身に関わる運命のパワーなのです。それを”凶”から少しでも良い”吉”に向き直せば、より良い人生が開ける事でしょう。 もし、今、お悩みの事柄が御座いましたら、今一度ご自分の分身である印鑑をその手にとって見て下さい。物言わぬ印鑑が何かを語りかけているかもしれません。
あなたのハンコに不安はありませんか?
このページでお伝えした事は、奥深い印相学の極々一部でしかありません。 ”占い”と云われるモノの多くにも「聞きかじりの知識で、素人判断は危険です」と注意書きにあるように、印相学においても同じことが言えます。
むしろ、数多の占いや、易、姓名判断などの要素をその事柄が該当する部分で、的確、且つ正確に当てはめ、そこから浮かび上がる事象に対処する術が必要な印相学は素人が判断出来る事柄は殆ど無いといえます。